ママ・プレママ 公開日:2017.01.09

安産祈願で有名な神社って?

赤ちゃんを授かったことがわかると、ママは毎日起こる体の変化にドキドキしながら日々を過ごします。
数か月を経て安定期に入ると、腹帯を巻いて安産を願う戌の日の儀式が行われますが、その時に安産祈願をする神社はどこが有名なのでしょうか。
ここでは関東と関西を中心に、全国の安産祈願にご利益があるとされる神社仏閣をご紹介していきます。

東京で安産祈願といえばここ:水天宮

東京都中央区の人形町通りにある水天宮は、日本の神々の祖先神である天御中主大神をはじめとする4柱を祀る、東京屈指の安産・子授けにご利益のある神社です。
福岡県久留米市にある総本宮の分祠で、1823年に現在の場所へ移転しました。
耐震工事などを経て2016年4月に新社殿が完成し、リニューアルオープンしています。

戌の日当日は混雑に注意

水天宮は人気のある神社なので、戌の日当日は大変な混雑が予想されます。
安定期に入ったからといっても無理は禁物ですから、戌の日に近く体調の良い日を選んでお参りするようにしましょう。

池袋にある子安の神様:雑司が谷 鬼子母神堂

大都心池袋駅から徒歩7~8分ほどのところにある鬼子母神堂は、威光山法明寺という真言宗のお寺を本寺とするお堂です。
鬼子母神は仏教に出てくる安産や子育の神様で、古くから子どもの神様として深く信仰されています。

樹齢700年の大公孫樹も必見

鬼子母神前駅を降りると、参道に広がるケヤキ並木がお出迎えしてくれます。
このケヤキの中にも樹齢400年を超えるものが含まれていますが、境内にそびえる大イチョウの樹は樹齢700年を超え、大公孫樹と呼ばれる神木です。
古来より「稲荷の森」と呼ばれた周辺地域を思わせる景観は、一見の価値があるでしょう。

「おんめさま」の名で親しまれる:大巧寺

神奈川県鎌倉市にある大巧寺は、真言宗住職の日棟上人が産女ノ塔(うぶめのとう)を建てて妊産婦の霊を鎮め、安産の神様として祀ったことから「うぶめ」が転じて「おんめさま」と呼ばるようになったそうです。

安産守は郵送も可

おんめさまで行う戌の日の安産祈願は、祈祷のみで帯を巻く儀式は行っていないようです。本人以外の家族や、代理でも帯を買うことができます。
また、郵送による御守授与にも対応しているそうなので、祈願に行きたいけど難しい、というママは、代理や郵送で安産祈願をすることもできますよ。

世界から愛される神社で安産祈願:伏見稲荷大社

京都で1.2を争う観光スポットであり、世界中からの旅行客が参拝に訪れる伏見稲荷大社は、安産のご利益があることでも有名な神社です。
圧巻の千本鳥居はパワースポットでもあるので、良いエネルギーをいただき心を落ち着く時間を過ごせます。

人気の神社なので混雑時は避けて

伏見稲荷大社は、戌の日の安産祈願以外でも常に人で賑わっています。平日のお昼間など、できるだけ人の少ない時間帯をねらって参拝に行くのがおすすめです。
体調が思わしくない場合は、郵送によるご祈祷や御守の申し込みも可能です。

安産祈願の大本山:中山寺

兵庫県宝塚市にある中山寺は、子授・安産祈願の総本山といわれており、安産を願う多くの参拝客が全国から訪れています。
古くは明治天皇も安産祈願に訪れ、無事に出産されたことから「安産の寺」として広く知られるようになりました。

安産以外に、子授けや母子安息なども

中山寺のご本尊は十一面観世音菩薩で、母親と子供の神様として、古くから女性の信仰を集めてきました。
安産祈願はもちろん、子授けや母子息災、お宮参りや七五三まで、母子共に健やかでいられることを祈願できるお寺です。

霊験あらたかな場所で気持ちを落ち着けるのもよし、家にいながら郵送対応している神社仏閣で祈祷をお願いするもよし、体調や状況に合わせた安産祈願の参考になれば幸いです。

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